親の私が言うのもなんですが、中学2年生になる長男はよくできた子でした。
小さい頃から親に口答えすることもなく、家の手伝いもして、学校の成績は常にトップクラス。
手の掛からない、本当にいい子でした。
そんな自慢の息子の異変に気付いたのは、私ではなく、小学生の妹でした。
「お兄ちゃん、なんか自転車のイスいっばい隠してるよ」
不思議そうに私の袖を引く娘と促されて裏庭の物置に行くと、どこから持ってきたのか自転車のサドルがわんさと押し込まれていたのです。
小さな頃から収集癖があった子なので、そのときは、また妙なことを始めたな、と思ったくらいでしたが、日に日に増えていくサドルと近所の噂にもしやと思いました。
それは町内の奥さんの自転車ばかりのサドルが盗まれるという悪戯が多発していたことです。
まもなくして、私の自転車のサドルに頬ずりしていた息子と、自転車置き場で鉢合わせになり、不安が的中しました。
多感な年頃といっても、よりによって母親の私のサドルに夢見心地の顔で頼ずりしてるなんて、驚きを通り越してめまいがしました。
スカートの奥がじんわりと熱く痺れて、我が子にお尻を愛撫されたような気がして、思わず小さく見悶えしてしまいました。
恥ずかしいシーンを見られた息子はというと、もう真っ赤な顔でうっむくだけで、言い訳の言葉も出ません。
叱ることも、怒ることも、なにもできなくなって、ただ胸の鼓動が乱れて、吐息が震えるばかりでした。
なぜサドルを盗むのだと聞けば、ただ一言「興味があるから・・」とのこと。
ものすごい勢いでエッチな妄想が頭一杯にひろがって、私は我慢できなくなって、震え声できいていました。
「母さんのお尻に、興味があるの?」息子はためらいつつも恥ずかしそうに領き、私のスカートの腰あたりをチラチラと盗み見します。
胸の鼓動が激しさを増し、スカートの奥がズキズキと騒ぎ出して、吐息が甘くうわずりました。
夫とは10年近くセックスレスで、日頃からエッチなことばかり考えていた私です。
ずっと我慢していたものが、思ってもいなかった息子のイタズラであっけなく爆発してしまったような、そんな感じでした。
「なら約束して、もうサドルなんか盗まないって。そしたら、母さんのお尻見せてあげるから」
無意識のうちに日から出た言葉が、自分が母親であることを忘れさせました。
息子の手を引いてお隣の壁と家の隙間の暗がりに入ると、燃え上がる気持ちに動かされながら、自分からスカートの後ろをまくり上げたのです。
「絶対にもう悪戯はしないって約束してね」息子は感極まった嗚咽を漏らして母の腰にしがみつくと、パンストとショーツを引っ騒くような手つきで引き下げました。
「はあああ・・・・、母さんのお尻なら、なにしてもいいから、他の人のはだめ・・・・」
私は浮麗な陶酔感のなかでわなないて、無意識のうちにお尻を後ろに突き出していました。
「ああ‥、母さんのお尻、すごく大きい・・・」
とうとうお尻全体を犬みたいにペロペロと祇め回しだすと、私も頭の中が煮立ったような心地になって、自分が何をしているのかもわからなくなっていました。
舌先がお尻の真ん中の、いちばん熱くなっているお肉に近づこうとしているのがわかると、尻たぶがばっくり開くくらいに腰を後ろに突き出し、肝門もアソコもすべてを丸出しにして、息子の舌と熱い息遣いを恥部で感じようとしていました。
息子は普段のおとなしい雰囲気がうそのように高ぶり、喉を鳴らして肛門からアソコまでを犬みたいに祇め上げました。
そのときは、それで終わったのですが、オネダリするような目に体を火照らされて、何度かお尻で遊ばせているうちにSEXを求めてきました。
お尻を祇められるたびにアソコを濡らしてしまっていた私です。一度だけという約束で、バックから息子の小さくて固いチン棒を受け入れました。
お尻が好きな息子が、その体位を求めたのですが、それが私には救いでした。
喘ぐ息子の顔を見ることなく、ただうずく膣をかき混ぜられる快感だけに意識を向けられたからです。
でも、それが息子の性器であることには変わりなく、中学2年生のぎこちないピストンが、私を快感以上の熱いなにかで包み込んでいくかのようでした。
まもなく熱いものが体の奥でしぶいたとき、取り返しのつかない過ちを犯したのだという思いで息が詰まりました。
一度だけという約束だったのに、私は今も息子にお尻を差し出しています。
「もう我慢できないよ。お尻触るだけでいいから、ねえいいでしょ?」
「触るだけよ、オチンチン入れたりしたらだめだからねっ!?」
そんな言葉とは裏腹に肉体は疼いて、身震いしながらお尻を差し出して濡れた部分を丸出しにする淫母の私です。
息子はすぐに我慢ができなくなって、約束を破ってチン棒を押し込んできますが、私は口だけで「やめなさい」と論しながらされるまま・・・・。
罪の意識さえ、もう興奮を高める娼薬でしかありません。